(3)科学運動シンポ:「市民とともに取り 組む災害・環境・原発問題」

地団研の活動スローガン「市民とともに取り組む災害・環境・原発問題」を受けて、シンポジウムを午前・午後の部に分けてプログラムを組みました。

午前:自然災害シンポジウム

環境省によると、ここ数年前から、温暖化に伴う自然災害は頻発しています。昨年 1 年間を見ても、猛暑や台風に伴う豪雨災害、火山災害や地震災害など、災害が多く発生しています。

とくに、豪雨災害では、山腹の崩壊・地すべり・河川の氾濫等の災害が頻発しています。地震災害では斜面崩壊、地盤の液状化等多くの災害が発生しています。この様な災害は今後も頻発する可能性があり、今までの経験を活かし、いかに未然に防止していくか、地学的また社会科学的観点で英知を必要とすると思います。今回は、昨年発生した広島土石流災害、北海道胆振東部地震災害、西日本豪災害について、地元で調査研究されている方に、災害事象、災害への取り組み、市民との関わりなど、これまで各地で進められてきた現場で調査成果を講演して頂き、地質コンサルタントの役割、学校教育の役割、地域住民との連帯、地団研としての独自の活動等について、参加者の皆さんと討議し、今後の地団研の運動の新たな指針となる様なシンポジウムとしたいと考えています。

世話人会:方違重治・平野義明・宮地良典(以上東京支部)塩野敏昭(長野支部)

午後:‌‌「科学的特性マップ」と高レベル放射性廃棄物の地層処分(仮題)

昨年の市原総会では、「高レベル放射性廃棄物の地層処分を考える」をテーマにシンポジウムを催しました。今年も引き続き、上記テーマでシンポジウムを開催します。特別講演に土井和巳さん(元動燃:地質技術者)をお招きし、専門家の立場から、日本列島では高レベル放射性廃棄物の地層処分がなぜ不可能かを地質学的な見地からお話しいただく予定です。また、この問題に活発に取り組んでいる「科学的特性マップ」を考える会からの報告、埼玉県鶴ヶ島市での市民との脱原発にむけた講演会の実例の報告や埼玉支部主催の市民向け原発学習会について、さらに福島第一原発の地質・地下水問題についての取り組みについて団研からの報告を予定しています。全体の時間は少ないですが、総合討論も含めて中身の濃いものにしていきたいと考えています。

世話人:中山俊雄・松本俊幸(東京支部)、末永和幸・関根一昭(埼玉支部)

自然災害シンポジウム<午前>

9:00〜 世話人あいさつ……世話人会
9:10〜 平成30年北海道胆振東部地震による災害について……大津直(北海道支部)
9:40〜 天ヶ瀬ダム1500トン/秒放流計画と地域の安全……紺谷吉弘(京都支部)
10:20〜 多発した広島土石流災害の背景と市民防災への取り組み……越智秀ニ(山陽支部)
11:00〜 住民の中でスーパー堤防事業に抗う……渡辺拓美(東京・千葉支部)
11:30〜 総合討論・まとめ<30分>
<昼休み>

「科学的特性マップ」と高レベル放射性廃棄物の地層処分(仮題)<午後>

13:30〜 世話人あいさつ……世話人会
13:35〜 特別講演日本で高レベル廃棄物地層処分は可能か?(仮題)……土井和巳(元日本原子力研究開発機構主任研究員)
14:25〜 NUMO説明会に参加しして(仮題)……佐藤隆春・田結庄良昭(大阪支部)
14:40〜 市民と共に考える核のゴミ問題……末永和幸(埼玉支部)
14:55〜 福島第一原発事故から(仮題)…………福島第一原子力発電所地質・地下水団研
15:10〜 「科学特性マップ」批判パンフ(仮題)……関根一昭(埼玉支部)
15:25〜 総合討論・まとめ……世話人会

<15:50終了予定>