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地団研ブックレット17
電子顕微鏡鉱物学からバイオ・地球史鉱物学へ(第二版)
—まず実践、鉱物版「科学運動」、哲学は科学にどう役立つか—
著者 | ISSN | 判型 | ページ数 | 頒価 | 送料 |
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赤井純治 | 0918-5372 | A5判 | 118頁 | 1,000円 | 240円 |
初版の残りがわずかになったので、第二版を出すことになりました。これを機に部分的に中程度に補筆をしました。……防衛費5年間で43兆円、沖縄にミサイル基地新設拡張、自衛隊建物・施設の地下化、沖縄の病院に野戦病院的機能の整備を始めるなど、まさに戦時体制が整えられつつある動きです。……そこで、考えるべきは、初心です。学問・研究を行う軸足。私の属する地学団体研究会(地団研)は、戦前の、科学の戦争への動員、科学と研究者の退廃、そして戦後も克服されなかった学問の荒廃を打ち破ろうと、若い清心な力での地学の再建ということで発足しました。学術会議の創設、あるいは諸分野での同様の動きとも軌を一にしています。いま戦前のような軍事を軸とした学問・大学の荒廃が始まり、怒涛のような勢いで逆風が吹き荒れ出しました。……このような時に、地団研は何をなすべきか、正面から大きく問われます。……(「第二版にあたって」より) 【もくじ】
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