Fコース:房州石のふるさと・鋸山の石切場を歩く

房州石は成形しやすく耐火性に優れるため、家屋・蔵の壁、塀や門柱として江戸末期から鋸山で採掘されました。海に隣接している利点から、船で運び出し、お台場の砲台、草加煎餅の焼き窯などにも活用され、近代の経済を支えました。採掘跡は100mを超える断崖もあり、見る人を恐れさせます。今回、房州石の歴史を現地で見学し、地域との関わりを探ります。標高330mの鋸山をロープウェイで山頂まで移動し、登山道を下りながら房州石の採掘跡を見学するため、軽登山の装備が必要です。

巡検コース

9:15浜金谷駅前集合(7:45千葉駅発→浜金谷駅9:09着)
住宅地石材見学—ロープウェイにて山頂→資料館見学・東京湾眺望→地獄のぞき→房州石採掘場跡→車力道→浜金谷駅
(浜金谷駅16:46-内房線—千葉駅18:11)

定員

20名(最小催行人数/1名)

費用

1500円(浜金谷駅までの交通費は含みません。)

所要時間:1日
案内者:鈴木裕士(金谷ストーンコミュニティ)

鋸山の石切り場跡

鋸山の房州石 石切り場跡