(4)展示ブース&特別展示

特別展示

会場:大会議室(会議室棟3F)

①「古地磁気測定の方法・松山基範・簡易磁力計」:会田信行(千葉支部)

内容:前期-中期更新世境界は地磁気逆転を境界の目安に用いることが決められており、千葉セクション(市原市田淵)が候補地となっているのは、地磁気逆転が露頭で連続的に確認できるからです。この目安となる古地磁気について、古地磁気測定方法の解説、松山基範に関する資料(書籍・自筆原稿)の展示、簡易磁力計の演示実験を行います。

②「古期御嶽火山起源のByk-Eテフラ層(千葉セクションの指標層)」:竹下欣宏(長野支部・信州大)、里口保文(琵琶湖博物館)、中里裕臣(農研機構)

内容:本展示では、千葉セクションにおいて前期‐中期更新世境界を示す重要な指標層となっているByk-Eテフラ層について紹介します。さらに、Byk-Eに対比される各地(御嶽山、伊那盆地、房総半島)のテフラ層も露頭写真と顕微鏡写真で紹介します。

③「銚子ジオパークで銚子の魅力を堪能しよう-地質・地形、生態系、銚子の文化とそれぞれのつながり再発見のたび-」:岩本直哉・山内祥行(銚子ジオパーク推進協議会事務局)

内容:謎の多い付加体、白亜紀の浅海の証拠を多く残す地層、日本海形成期の髙マグネシア安山岩と海成層、クジラの耳骨・サメの歯が多産するボーンベット、鮮新統から上部更新統にかけての日本屈指の大露頭などコンパクトな地域に多くの地質遺産が存在する銚子。しかし、銚子ジオパークの魅力は地質遺産だけではありません。地質・地形、生態系、銚子の文化とそれぞれのつながりがよくわかるエリアがジオパークなのです。そんな銚子の魅力とその理由が良くわかる「銚子ジオパーク」を紹介します。

①②③は8/19(日)は大ホールホワイエに移動し一部学習会的な内容とします。
(8月19日(日)15:00~16:30)

④団研写真展
⑤「自慢の露頭」写真展

市原総会で「団研写真展」,「自慢の露頭」写真展を行ないます(募集・展示方法は昨年と異なります)

団研写真展

入賞作品は,地学教育と科学運動編集委員会より「地学教育と科学運動」誌に写真の提供とコメント原稿を依頼し,「この一枚」欄に掲載することがあります. 地球科学のフォトへの投稿もよろしくお願い致します.

・展示は 8/18(土)10:00 ~ 8/19(日)13:00.投票8/18(土)11:00 ~ 8/19(日)11:00、結果発表は8/19(日)12:00 の予定です. どうぞふるって応募ください!.